彼とのLINEやり取りをブログの記事にするために、LINEをやり始めたころにさかのぼって振り返ってみている。
彼のLINEメッセージは楽しいだけでなく、すごく人間らしく、筋が通っていて、愛情や努力の大切さを語っていた。そういう人が本当に私に詐欺を働いたのだろうか?もしかしたら詐欺ではなかったのかもしれない、とまた心が揺れて辛くなる。
「LINEの中のことは全て嘘ですから」と警察の人が強く言っていたけれど、全てが嘘だったと受け入れきれていない私がまだいるのだ。人を信じたいと思う私が。
「あなたをだましてはいない。あなたを助けたかった、ただ、あなたは諦めてしまった。」という彼の最後の言葉をまだ引きずっているのだと思う。私にとって彼は最後までいい人だったから。そして、真実を知る由もないという、なにか宙ぶらりんな思いのみが揺れているのだろう。
何にしても失ったお金は戻らないし、失ったのは私の責任なのだから、もっとしっかりしなくては。
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