アルトコインの基礎知識

60代から始める仮想通貨入門

アルトコインって聞いたことありますか?
実は仮想通貨(暗号資産)の種類は現在数万種類もあるのです。ここではそれらについて簡単にわかりやすく説明していきます。

アルトコインとは?

アルトコインとはビットコイン以外の仮想通貨の総称です。イーサリアムもアルトコインのひとつとなります。
ビットコインが最初に登場した仮想通貨であるため、それ以降に出てきた通貨は「ビットコインの代替(Alternative Coin=代替コイン)」という意味でアルトコインと呼ばれています。

インターネット技術やコンピュータ技術を持っていれば、誰でも自由に仮想通貨を作ることができるのです。そのため、今や世界中に数万種類もの仮想通貨が存在するようになりました。

アルトコイン使われる代表例

アルトコインは、ビットコインにはない独自の機能や特徴を持つため、さまざまな分野で活用されています。代表例は以下のとおりです。

日常決済 … 国境を越えたオンライン決済など
DeFi(分散型金融) … 銀行や証券会社といった仲介者を介さずに、個人間で資金の貸し借りや取引ができるサービス
NFT(非代替性トークン) … デジタルアートやゲームアイテムなど、唯一性を証明する技術
国際送金 … 高速かつ低コストでの海外送金

アルトコインとビットコインの違い

アルトコインとビットコインとでは機能(目的)が違います。

ビットコイン(BTC)…通貨としての価値の保存や決済を目的とする。発行上限が2,100万枚
イーサリアム(ETH)…スマートコントラクト(契約の自動実行)機能。発行上限は無し
リップル(XRP)…国際送金の効率化(従来は数日かかるがXRPでは数秒で完了)発行上限1,000億枚
ライトコイン(LTC)…高速な取引処理が強み。日常的な決済を目的とする。発行上限は8,400万枚

その他遊びの要素が強いミームコイン(シバイヌ、ペペコインなど)やマイナーで時価総額が低い草コイン(モナ、スウェットなど)、法定通貨や金などと連動し価格を安定させることを目的としたステーブルコイン(テザー、ダイなど)などの分類があります。

アルトコインの注意点

アルトコインはビットコインに比べて時価総額が低いものが多く、価格の変動が大きい傾向にあります。投資としては大きな利益を狙える可能性がある一方で、大きな損失を被るリスクもあります。
また詐欺コインも存在するため、注意が必要です。

このように仮想通貨は多種多様ですので、仮想通貨を始めるにあたって、まずはそれぞれの基本を理解することが大切です。

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