SNS投資詐欺の典型的な特徴とは?共通する危険サインを解説

仮想通貨詐欺について
仮想通貨詐欺について

※本ブログでは、法律上は「暗号資産」と呼ばれますが、一般的に広く使われている「仮想通貨」という言葉で統一して表記しています。また、アフィリエイトリンクを使用しています。

私はInstagramで知り合った人に投資を勧められ、詐欺に遭いました。
そして詐欺とわかって、相手との連絡が取れなくなった後も、

これはきっと詐欺だな?

と感じる人とInstagramを通じてやり取りをしていたことがあります。
何故、詐欺だなと感じたのかというと、それは

最初の人と言ってくることがとても似ていた

のです。

SNS投資詐欺には、実は共通する「典型パターン」があります。
私の体験から見えてきた危険サインを、具体例とともに解説します。

SNS投資詐欺の入口はDM|海外アカウントに要注意

私の場合、詐欺の入口は自分が投稿していたInstagramに、ある日「いいね」をいくつも押してメッセージリクエストをしてきた人に、たまたま返信してしまったところからでした。

実はこのように海外からメッセージリクエストが届くことは、それまでも何度かありました。

「すみません、ちょっとお伺いしてもいいですか?」
「この素敵な場所はどこですか?今度行ってみたいです」
「この写真はとても素晴らしいです。いつもこのような写真を撮っているのですか?」

などなど。
そして最後になぜか「どうもありがとう」が付いていたりします。

このようなメッセージリクエストが来た場合は、注意が必要です。

相手のアカウントのプロフィールから調べて、

相手がどのような人物か
他にどのような人をホローしているか
またはホローされているか
そしてどのくらい投稿数があるか

などを確認してみて下さい。

投稿数がわずかしかない
投稿をしていない人や投稿数がわずかな人をホローしている
相手が海外の人
ホロワーとホローしている人に何か違和感を感じる

このような点があれば詐欺の可能性がありますので要注意です。

違和感がなくても危険|偽装プロフィールの特徴

私が詐欺に遭ってからも、Instagramにメッセージリクエストを送ってくる人は幾人もあり、それらの人のプロフィールをよく調べてみると、

海外からの人
投稿をしていない人を何人もホローしている
違和感を感じる

そういったものがほとんどでしたので、即ブロックしました。

ただ、実際に私が詐欺に遭った相手の場合は違いました。
彼のプロフィールには

「努力すれば必ず成功するというわけではない。しかし諦めれば必ず失敗する。」

と書かれてあったので、こういう人なら大丈夫と思ってメッセージに返信したのですが、
結局詐欺に遭ってしまいました。

詐欺とわかった後も、それをなかなか受け入れられず、本当に詐欺だったのかはっきりさせたいと思い、AIにアカウントを調べてもらっても

「旅・散歩・自己啓発的な投稿を通じて前向きな雰囲気を発信している、
落ち着いた個人ユーザーのアカウントと見受けられます。
特定の専門領域や職業的なアピールはなく、ライフスタイルシェアが中心ですね。」

という答えでした。
しかし、彼から暗号通貨の短期取引を勧められて投資した話を伝えると

Instagramで知り合った「海外在住の個人」から「短期で儲かる暗号資産取引」を勧められた時点で、9割以上の確率で詐欺です。」

と返って来たのです。
私はその時、やっと

「やっぱりそうだったのか」

と、踏ん切りをつけることができたのです。

私の詐欺体験の話はこちら→実体験 仮想通貨詐欺LINE実録

巧みな会話で詐欺へと誘導

よくある「一攫千金」「今すぐ登録を!」などと勧めてくる詐欺的要素が無くても、詐欺である場合があります。 

私が出遭った詐欺の加害者のように、

はじめはとてもフレンドリーに近づいてきて、巧みな会話でこちらを引き付け、
こちらが投資の話に気を向けるまで、焦らずじっくり時間をかけて信頼関係を築く。
その間にこちらの様子をしっかり把握し詐欺へと誘導する。

このような場合、多くはグループ犯罪である可能性があります。
私の場合も、何かいつもの彼ではないような感じを受けたことがあり、

「あなたは本当にLucasu(彼の名前)なの?」

と聞いたことがありました。

詐欺へと誘導された私の体験談|詐欺師の心理テクニックとは

私が詐欺へと誘導された体験談を、以下のように簡単にまとめてみました。

出会って数日後、彼は
「暗号通貨の短期取引の市場調査を毎日している」
と話していました。

しかしその時の私は、
暗号通貨という言葉さえ知りませんでした。

そのため、その話には特に関心を持たず、
会話はそのまま流れていきました。

それから1週間ほどして、
私の方からふと

「また暗号通貨の市場調査をしていたのですか?」

と聞いてしまいました。

すると彼は

「興味がありますか?」

と聞いてきました。

私はその時
「興味はありません」
と答えたので、その話は一度終わりました。

しかしその後、彼は何度もこう言うようになりました。

「その歳で、なぜそんなに働くのですか」
「あなたの身体が心配です」
「もっと自由になるべきです」

そしてその解決策として
暗号通貨を勧めてきたのです。

この体験の流れを、詐欺師目線で見た場合の心理テクニックとして解説すると、次のようになります。

① いきなり勧めない

最初は

  • 暗号通貨の市場調査をしている
  • 毎日研究している

という “自分の習慣” の話として出てきています。
つまり

投資の勧誘ではない形です。

② 興味があるか試す

私はその時

暗号通貨という言葉も知らなかった

だから反応しなかった。

これは詐欺師から見ると
まだ早い段階です。

③ 相手から質問させる

そして1週間くらいして
私が

また暗号通貨の市場調査をしていたのですか?

と聞きました。

これは詐欺の世界では
とても重要な瞬間です。

なぜなら

勧誘されたのではなく
自分から興味を持った形

になるからです。

詐欺師にとっては
理想の展開です。

④ 断られても押さない

彼は

「興味がありますか?教えますよ。」

と言いましたが、私はその時

「興味は無いです。」

と答えました。
ここで普通の勧誘なら諦めることもあります。
でも詐欺師は別の方法を使います。

⑤ 「心配している」という形に変える

その後、彼は私によくこう言いました。

  • その歳でなぜそんなに働くのか
  • あなたの身体が心配
  • もっと自由になるべき

これは

投資の話ではなく
“あなたの人生のため”という形

に変えています。
つまり

投資

心配

助言

という形に変換しています。
これは非常に多い心理テクニックです。
多くの人は

騙された人は強引に勧誘された

と思っています。
でも実際は

自分から質問してしまう流れ

が作られていることが多いようです。

投資をしないか、と勧誘されたわけではありませんでした。
いつも「暗号通貨短期取引の市場調査をしている」と言う彼に
たまたま「きょうも市場調査をしていたの?」と聞いただけなのです。
でも、それがきっかけで、彼から暗号通貨の話と私の身体を心配する言葉が増えたのです。

勧誘されたのではなく
自分から興味を持った形になる

これはSNS投資詐欺に共通する典型的なパターンです

この流れが詐欺の特徴です。


私が出遭った詐欺師たち①|SNS投資詐欺の危険サイン

私が詐欺に遭ったとわかってからも、
Instagramを通じて別の人とやり取りをしている中で、

「この人は詐欺かも」

と感じた体験が他にも2回ありました。

一人目はやはり私のInstagram投稿にいくつか
「いいね」をしてフォローをして来ました。
「食べること大好き💛」
というプロフィール内容で日本名だったので、
女の子だと思い、こちらもフォローバックしたのです。

するとメッセージを送ってきて
「友達になれて嬉しい」
と、いくつかやり取りをした後、自分の写真を送ってきたら男性でした。
私は詐欺に遭ったばかりでしたので、
とても慎重に当たり障りのないメッセージを返していました。

まず私がとても違和感を感じたのは、
その人からくるメッセージが詐欺に遭ったばかりの彼と、とてもよく似たもの
だったということ。

こちらの身体を気遣い、
「どうしてそんなに働くの」と言い、
「おやすみ、いい夢を見て」と言う。

それは気持ちが悪いくらい同じ内容だったのです。

また、日本人で関東に住んでいる人なのに、
Lucasuと似たような(東南アジアっぽい)感じの写真をアップしていたのが気になりました。

そして更に「これはおかしい」と感じたのは
サッカー選手をたくさんフォローしていて、彼と同姓同名の選手もいたので、

「サッカーが好きなんですね。○○さんのファンなのですか?同じ名前ですよね?」

とメッセージを送ると、

「そんな人は知らないよ。それに僕はサッカーは好きではないし。」

という返事が来たのです。
これにはまったく驚きました。

その時、ChatGPTに聞いて教えてもらった情報が、詐欺の特徴を知る上でとても役立つと思いますので、以下に挙げておきます。

注意すべきアカウント

ユーザーネームに不自然な英数字の組み合わせ(例:ccachapman873xbu)
 このようなネームは詐欺アカウントやスパムアカウントに多い特徴です。

・「rebekka」「chapman」など、海外風の名前に日本名(山本など)を名乗るケースは、
 詐欺やなりすましの手口としてよく使われます。

・Instagramでは、仮想通貨・投資・副業などに関する怪しい勧誘や
 出会い系詐欺の温床となっているアカウントが多数あるので注意が必要です。

危険サインまとめ

状況詐欺や不審な行為に見られる特徴
食べること大好き💕→実際は58歳男性【危険度:高】
**プロフィール偽装(女性を装って接近)**は、よくある手口
「友達になれて嬉しい」などの感情的表現【危険度:中】
心の距離を詰めて信用させようとするテクニック
自分の写真を送ってくる【危険度:中】
信頼関係を演出、逆にあなたの写真を狙っている可能性あり
写真を送って欲しいと言う【危険度:高】
**個人情報の収集や悪用(なりすまし・脅しなど)**のリスク
何度もやり取りを求めてくる【危険度:中】
時間をかけて信用させ、「投資・副業・金銭」に発展させる前兆

相手の言動にある“危険サイン”

内容疑わしいポイント
サッカー選手を大量にフォロー →「自分はサッカー好きじゃない」**矛盾した発言。アカウントの一貫性がない。**他人の設定を使い回している可能性。
投稿は少ない(15ほど)詐欺アカウントによく見られる特徴。信用を装うための最小限の投稿。
フォロワーは日本人女性が多い「女性狙い」のアプローチ型アカウントである傾向が強い。過去にも同様の接触をしている可能性。
職業は「三菱UFJ関連の金融」→詳細は言えない詳細を明かせない職業という設定は、詐欺・ロマンス詐欺の典型的手口。信用させるために“大手企業”を名乗ることが多い。

私が出遭った詐欺師たち②|乗っ取られたInstagramアカウント

次に出会った詐欺師は京都に住むという若い女性でした。

出会いは私からアプローチ

彼女は水彩画が趣味で、自分の描いた絵をアップしていました。
花や風景画が多く、かわいい女の子の絵はInstagramの中でも「いいね」が多く人気のようでした。

私も「いいね」をして、フォローしコメントを送ったところ、
彼女からメッセージが届き、そこからLINEへ移りメッセージのやり取りが始まりました。

彼女はとても美人でした。
自分の写真をアップするのは危険なんじゃないかと思うくらい…。

最初の違和感

彼女の話によると

父親は日本人、母親はイタリア人のハーフでイタリア育ちとのこと。

母親が亡くなったので、父親の故郷である日本に引っ越してきたばかりで、
日本語はまだうまく話せない。

それなのに、LINEメッセージのやり取に翻訳アプリは使ってないという。

現在貿易の仕事をしていて、
若いのに従業員10名ほどの会社を経営している。

まず「貿易会社の経営者」というところで、私は構え始めました。
私が仮想通貨投資詐欺に遭った彼も貿易会社を経営していたからです。

違和感 その2

次に違和感を感じたのは、京都の下鴨神社に彼女の母親のお墓があると聞いた時でした。

私は下鴨神社が好きで何度か訪れたことがありましたが、
あそこにお墓なんてあっただろうか?
と思い調べてみると、
神聖な神社敷地内にお墓などはあるはずがない、ということがわかったのです。

違和感 その3

さらに違和感を感じたのは、私を呼ぶ呼び方がいろいろに変わったことでした。
「お姉さん」「お姉ちゃん」「姉ちゃん」など。

また、話し方も丁寧であったり、ため口であったり。

そしてやはり、なぜ?と思うくらい、毎日同じような内容のメッセージを送って来ました。

私はすでに詐欺かもと思っていましたので、相手の出方を見ながらやり取りを続けていたのですが、
ある日、彼女のInstagramが消えていることに気づきました。
思えばInstagramの新しい投稿は、知り合った後まったくありませんでした。

私は
「また水彩画をInstagramにアップしてね。」
と言ってみました。
すると
「また休みの日に描き上げたら見せるね。」
と、Instagramを止めたことなど言わなかったのです。

そして、違和感が確信に変わった出来事がありました。

決定打、投資の話が出る

そしてやり取りを初めて2か月近く経った頃、

金の投資をしている

という話が彼女から出て来ました。

やっぱり…。

私は金の投資の話には全くコメントしませんでした。

そしてしばらくしてまた、

金の投資をして利益を得たから30万円ほど買い物した

という話をして来ました。
それも私は無視してメッセージを返していました。
3~4回ほど金の投資の話が出たように思いますが、いっさい反応しなかったらある日突然、

あれほど毎日、朝も夜も来ていたLINEメッセージがぱたりと来なくなりました。

もちろん私も
「どうかしたの?」
など聞かずそのままシャットアウト。
あんなに若くてきれいな子が、
詐欺でなかったらいいのになと思いながら様子を見ていたのですが、
やっぱりこの人も詐欺だったのかとやりきれない思いでした。

Instagramは偽物、乗っ取られたアカウント

しかし、よくよく考えてみると、

突然消えたInstagram。
投稿されていたきれいな水彩画。
「いいね」やコメントの数。
そして本人の画像。

それらと、メッセージをやり取りしていた彼女とがうまくつながらないのです。

お休みの日にはいつも絵を描いていると、Instagramの中では言っていたけれど、
その2か月ほどの間は絵を描いている様子がありませんでした。

丁度その頃、娘から「友達がInstagramを乗っ取られた」
という話をしていたことを思い出しました。
また、やはりInstagramの中でも、アカウントを乗っ取られたという話題が度々出ていました。

もしかしたら、彼女の場合もそうだったのかもしれません。
そして、先に少しの間やり取りをした彼も、
サッカー好きの誰かのInstagramを乗っ取っていたのではないだろうかと思うのです。

そうでなければ、詐欺師がわざわざ自分の写真をアップしたり、送って来たりするはずはないでしょう。

他人のInstagramを乗っ取って、その人になりすまして近寄ってくる詐欺もあるということです。

SNSで知り合った人が詐欺かも?|そんな時取るべき対応とは

確認すべきポイント

・投稿内容はあるか?
   プロフィールに投稿がなく、ストーリーばかりなら注意
・フォロワー数やフォローしている先は?
   フォロワーが極端に少ない、外国人ばかりなどは怪しい
・プロフィールに副業・投資・出会いなどの文言は?
   「副収入」「投資で稼ぐ」「運命の出会い」などは要警戒
・連絡手段をLINEやTelegramに誘導してくるか?
   詐欺の典型的な誘導手口です。

今すぐすべき対応

  1. アカウントをブロック
    相手から一切のメッセージや閲覧ができなくなります。
  2. Instagramに報告(通報)
    プロフィールページで「報告する」を選び、「スパムや不審な行為」として送信します。
  3. こちらの個人情報・写真は一切送らない
    すでに送ってしまった場合でも、これ以上送らないでください。

もし関わってしまった・不安がある場合

1.やり取りのスクリーンショットを保存
2. 相手のアカウントをブロック&報告
3. 警察・消費者センターへ相談
4. 個人情報やお金を渡してしまっていたら、すぐに関係各所に連絡

間違わないために、きちんと考えて

メッセージのやり取りに違和感を覚えたら、その時点で距離を取ってOKです。
自分の違和感は、信用してもいいものです。

一度切った縁をもう一度つなぎ直す必要はありません
あなたに責任はありません。
優しさは、誰にでも無条件で与えていいものではありません。

「ブロックすること=悪いこと」ではありません。
自分を守るための正当な行為です。

SNSでの出会いには、必ず一度立ち止まって考える習慣を持ってください。
そして「うまい話」よりも「違和感」を信じてください。

人を信じる気持ちを失わないようにすることは大切です。
でも、自分を守る知恵も忘れないようにしましょう。

これらは私が詐欺に遭って学んだことです。

私の体験が誰かを守ることに繋がれば嬉しいです。

     ※仮想通貨詐欺についての他の記事はこちら→仮想通貨詐欺とは

コメント

タイトルとURLをコピーしました