[⑯]仮想通貨投資詐欺|偽サイトへ100万円送金してしまうまでの全記録

実体験談 仮想通貨詐欺(LINE記録)
実体験談 仮想通貨詐欺(LINE記録)

前回の記事はこちら➡[⑮]100万円の資金調達、仮想通貨LINE詐欺にはまった私

資金100万円を要求された理由

Instagramで知り合ったLucasuという人と、暗号通貨短期取引の勉強という名目で始まった仮想通貨投資。
その時はまだ「投資している」と考えてはいませんでした。
ただ、「勉強している」と思っていたのです。

数字は実際増えては行きましたが、それが自分の利益という感覚は薄く、
なぜそうだったのかと今振り返ってみると、まず実際のお金が手元にあるわけではなかったこと、そして、そもそも私自身が儲けたいと思ってはじめたわけではなかったからです。

暗号通貨短期取引といっても、LINE上のやり取り、画面上のやり取りに過ぎなかったので、まさしく私は仮想の世界に入り込んでいたのだと思います。
そしてその仮想の世界で、Lucasuが

「さらなる資金を用意できれば、もっと利益は上がり、あなたの生活が楽になります。
100万円を用意するのは大したことではありません。1週間もすれば返すことができるのだから。」

そう勧めてきて、私は100万円を用意することに奔走しはじめたのでした。

苦しい資金繰り、まず50万円をCoincheckから送金

もともと自分の自由になるお金はすべて仮想通貨の資金としてすでに送金してしまっていたので、それ以上の資金繰りは大変難しいものでした。

私が振り込んだ最初の10万円はどうなりましたか?
先生が言う100万円に、その10万円を含めることはできませんか?

はい、私たちはさらに100万円を用意しなければなりません。
それでhatokoは今どれくらいのお金を用意したのですか?

今私の通帳には52万円あります。
今朝キャッシングできるかもしれないカードを見つけたのですが、暗証番号を間違えてしまったので引き出せませんでした💦
仕事が終わったらまたチャレンジしてみます。

hatoko、あまり自分にプレッシャーをかける必要はありません。
あなたはできると信じています。

結局、キャッシングカードの暗証番号を3回間違えてしまったので、お金は引き出すことができなくなってしまいました。
銀行に訪ねてみると、カード会社に連絡をして、登録のやり直しをしなければならないとのこと。
それでもカードが手元に届くまでには2週間以上はかかるだろうということで、これでは間に合わないと思いました。

それでもなんとかとりあえず50万円は用意することができたので、その分だけ先に登録している取引所のCoincheckに振り込んだのです。

Saciteという偽サイトへ資金移動

どうしても、100万円ものお金を用意する手立てが見つかりません。
その夜、私は彼にどうにもならない気持ちを打ち明けました。

Lucasu、知っていますか?
私の先生はね、すごく厳しくて、決して「いいよ」って言ってくれないんです。
だから毎日不安で仕方ないの。
先生はとても忍耐強くて根気強いから、決して諦めない。
だから私も諦めることができないのです。
どうしたらいいと思いますか?

hatokoが私を先生と呼ぶ以上、私はあなたに責任を持たなければなりません。
だから、hatokoが諦めない限り、私も諦めません。
それで、今、どれくらいのお金を用意しましたか?

とりあえず50万円を振り込みました。
それ以上は今は無理です。

Coincheckプラットフォームに資金を送ったのですか?
それでは先にその資金をSaciteプラットフォームに移し、その後、残りの50万円をどうするか考えましょう。

こうして、私たちはそのまますぐに、CoincheckでETH(イーサリアム)を50万円分購入し、ウォレットのMetaMaskへ送金する手続きに移りました。

しかし、Coincheckからすぐにはその資金はMetaMaskへ送金されませんでした。

送金処理が済むまでにどのくらいの時間がかかるのかは知りませんが、
彼は一度チェックしてまだ送金されていないことを確認したら、
それならばとMetaMaskへの送金をキャンセルさせ、
ETHを買い戻してBTC(ビットコイン)に変更し、
それを今度は送金先をSaciteプラットフォームに変えて送金手続きを行ったのです。

その時の私は、彼の言うままにしただけで、その変更にどのような意味があるのかわかりませんでした。
実はSaciteプラットフォームとは、詐欺師が用意した偽サイトでした。

そして、送金先を変更しても、Coincheckからの送金完了メールは届かなかったのです。

メールが無いのでCoincheckプラットフォームを確認してみたらキャンセルになっていました。

はい、今私たちはもう一度送金します。
もう一度送金すれば成功するはずです。

「もう一度送金すれば成功するはずです。」
と彼は断言し、実際そうなりました。
今振り返って見直してみると、そこにも疑問が残ります。

なぜ詐欺師は100万円にこだわったのか

残りの50万は、いくつかのローン会社にあたってみていますが、一度に借りられる金額は少ないようです。
今審査待ちです。

ローンを組むのは面倒な場合がありますので、まずは友人や他の方から借りることができますよ。
これは最も速く、最も効果的な方法です。

それは難しいです。
私の周りの人は誰もお金に余裕のある人はいません。
やっぱり、まだ100万円が必要ですか?

はい、現在、50万円をご用意いただいたので、まだ50万円が必要です。

なぜか彼は100万円という金額にこだわりました。
そしてこの先1週間くらいまでが、短期取引に最も良いノードが出ているから、それまでに用意しないとチャンスを逃してしまうと言いました。

ノードとは何かもわからない私は、暗号通貨短期取引の師匠である彼の言うことを信じて、なんとか用意しなけばならないのだと思い込んでいたのです。

違和感…本当にLucasu本人なの?

あなたはこの期間、とても疲れていました。
毎日複数の仕事をこなしていると、ロボットでさえ時々疲れると思います。

彼は時々、こんなふうに私の身体を心配することを言いました。
私たちは料理も好きだったので、どんな料理を作ったかなども伝え合ったり、お互いの趣味の話など日常会話を楽しんでいました。

ある日、以前話したことだったのに、まったく知らないようなことを彼が言ったのです。
私は不信に思い、つかさずこう聞いてしまいました。

あなたは本当にLucasuなの?

どうしてそんなことを言うの?
もちろん私ですよ。

だってそれは、以前私はお伝えしましたよね?
写真も見たはずなのに…。

私はその時、一瞬違和感を感じたことを覚えています。
彼がいつもの彼と違うような気がしたのです。

それでも、すぐに料理の話に移ったので、その違和感は流されたままになってしまったのですが、
後になって、警察から「こういった詐欺は複数犯の場合が多い」と聞きました。

やった!用意できた残りの50万円

hatokoの残りの50万円に何かいい方法はありますか?

ローン会社に申請を出しています。
最終手続きを帰ってからするつもりです。
昨日15万円は用意できました。

OK。できるだけ早く用意して欲しい。
そうすれば月末の間に豊かな利益を得ることができます。

日本では振り込み詐欺被害が多くなっているので、銀行でのセキュリティが厳しくなっていて、一度に10万円までしか振り込むことができません。
とりあえず10万円振り込みます。

毎日10万円送金していたら、私たちの時間は間に合わないかもしれません。

一回に10万までなので、一日に数回入金すれば大丈夫でしょう。
今、Coincheckから送金完了のメールが届きました。

待っていたCoincheckからのメールが届きました。
どうやら正常にBTCがSaciteプラットフォームに送られたようです。

家に帰ってから確認すると、ローン会社からも良い連絡が入っていました。

残りのお金も用意できそうです。
審査に合格しました!

それは良いニュースです。
そうすれば私たちはできるだけ早く取引を始めることができます。

私はその夜、銀行が閉まるまでにと急いでお金を引き出しに行き、
そのままCoinCheckへ振り込みにと走りました。
できないと思っていたことが、できた!
私は100万円の資金を用意することができた!
そんな思いで、嬉しさがいっぱいでした。

Lucasu、私は残りのお金を振り込みました。
今丁度100万円です!
これから家に帰ります。

OK、私はこれであなたにBTCを買うことを教えることができます。
気を付けて帰って来てください。
hatoko、あなたは素晴らしい!
あなたはできると信じていました。

こうして、私たちはすぐにCoincheckでBTCを全額分買い、Saciteプラットフォームに送金しました。
一度送金できたプラットフォームなので、問題なく送金完了通知が届きました。

信頼に必ず応えると言った彼、それでもそれは詐欺だった

OK。今、資金はSaciteプラットフォームに到着しました。
今夜、私はhatokoのために適切な取引ノードを計算する必要があります。
明日、私たちは取引の勉強を始めます。

はい、よろしくお願いします。

大丈夫です。
hatokoがこんなに私を信頼している以上、私ももちろんあなたをがっかりさせることはできません(笑)

私は最初、100万円も用意するのはとても無理だと思っていました。
私はすでに借りられるだけ借りて、息子の資金のやりくりのために渡していたからです。
実際、何度も壁にぶち当たりくじけそうになりました。
神様は私を試しているのだと思いました。
それならここで投げ出すことはできません。
先生も100万円でなくてもいいとは言ってくれませんでした。

私は今回、視点を変えるということを学びました。
視点を変えてみたら、それまで無理だと思っていたことができるようになりました。
先生も私には簡単にできることだと言いました。
だから何度も考えてみました。
簡単ではない。私にとって簡単ではないことが情けなった。
でもなんとかなりました。
あとは先生に頼るしかありません。
今は頼るしかないけど、いつかあなたのために力を貸せるようになりたいと思います。

hatokoの強さを見ました。
だから先生の私はきっと学生のあなたを失望させません。
実はhatokoのこのような続けたい信念がなければ、もう諦めるようにあなたに忠告しました。
でもあなたの努力は私が目にしています。
あなたは本当にますます強くなりました。
hatokoの未来は明るいと信じています。

私たちはこの1か月半後、彼が友だちと日本に来るという時に会う約束をしていました。

私はこれで、あなたに会える資格ができたでしょうか?このままではとても会えないと思っていました。

あなたはいつも私に会う資格があります、暗号通貨の取引ができなくても。
私たちは親友なのだから。

私たちはそういう会話をしていたのです。
そういう会話を交わした人が、まさか詐欺師だったなんて…。
しばらくはとても信じられませんでした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました