VPNとは?初心者でもわかるインターネットの安全を守る仕組みと仮想通貨との関係

60代から始める仮想通貨入門

VPN」という言葉、こういう略式専門用語は聞き慣れず、なんだか難しそうとつい敬遠したくなりがちですね。私も仮想通貨の詐欺やハッキングについて調べていた時に目にして、なんのことだかわかりませんでした。

しかし実は、VPNは仮想通貨に限らず、私たちが安全にインターネットを使うために欠かせない仕組みなのです。
この記事では「VPN」とは何か、なぜ仮想通貨に関わる人にも必要なのかを、初心者の方にもわかりやすく説明していきます。

VPNとは?基本の意味をわかりやすく説明

VPNは「仮想専用線 VPN=Virtual Private Network(バーチャル プライベート ネットワーク)」といって、インターネット通信を暗号化し、第三者から見えないようにして安全に保つための仕組みです。
例えるなら、インターネットの大通りに、自分専用のトンネル(データの送受信を行う相手と自分のみが通信できる場所)を作るようなもの。
そのトンネルの中では、あなたのデータを他人がのぞくことはできません。
在宅ワークが増えた今の時代では、家から安全に会社ネットワークへつなぐなど、企業でもよく使われている仕組みなのです。

VPNを使ってできること

通信内容を守る(ハッキング・盗聴対策)

・公共の無料Wi-Fi使用時の盗聴やデータ改ざんなどの危険性を回避できる。
・接続を確立する際に、通信相手が正しい相手であるかを確認する認証が行われるため、ログイン情報やウォレット情報を盗まれにくくなる。

トンネル内を通るデータは暗号化されますので、万が一第三者に傍受されても、内容を読み取られることを防ぎます。また、相手の認証確認を行うので、なりすまし詐欺などを防ぐことができます。

位置情報を隠せる(匿名性)

・IPアドレスを(位置情報を自分のものからVPNサーバーへと)変更できる。
・プライバシーを守れる。
 
IPアドレスとはインターネットにおける「住所」のようなもので、IPアドレスを見て、通信元が「どの国・地域」からアクセスしているかを推定することができます。
VPNサービスのサーバーは世界各地に設置されています。このVPNサーバーを通ることにより、ウェブサイト側から見える通信元のIPアドレスはVPNサーバーが設置されている場所のIPアドレスになるため、自分のIPアドレスを隠すことができるのです。

海外でも日本のサイトにアクセスできる

・日本の取引所や銀行サイトなど、海外IPでブロックされるサイトにアクセスできる

海外から日本のサイトにアクセスする場合、海外IPでブロックされることがあります。しかし、VPNでは接続先のVPNサーバーの所在地に応じたIPアドレスが割り当てられるため、地域制限のあるサービスにもアクセスできる場合があります。
旅行中や海外滞在中でも、日本の銀行や仮想通貨取引所にログインできるのは便利です。ただし、VPNを使っても本人確認などのルールは各サービスに従う必要があります。

仮想通貨とVPNの関係

オンライン資産を扱うなら通信の安全が最優先

・仮想通貨は「オンラインで資産を扱う」ため、通信の安全が何より重要。

仮想通貨の取引はすべてインターネット上で行われます。仮想通貨そのものがインターネット上にしか存在しないものなので、通信の安全性とういうものは何より重要となります。

VPNはフィッシング詐欺の予防にも有効

・詐欺やフィッシングサイトへのアクセス防止にも役立つ。

VPNは通信相手の認証確認が行われ、通信データは暗号化されますので、詐欺から情報を盗み取られるのを防ぐことができます。
フィッシング詐欺とは

自分の資産を守ることは「自分の通信を守る」こと

・「自分の資産を守る」=「自分の通信を守る」ことでもある。

逆に言えば安全な通信であれば、自分の資産も安全であるということです。
仮想通貨詐欺の被害例の中には、「偽サイトに誘導されてログイン情報を盗まれた」というものもあります。VPNを使うことで、通信を暗号化し、より安全な環境で取引や情報収集を行うことができます。

私自身も、偽サイトに誘導された被害に遭いました。
日本の取引所から「詐欺の疑いがあるため送金はできません」と通知が来たにもかかわらず、送金されてしまったのです。
それは、おそらく私の個人情報やログイン情報が盗み取られていたためでしょう。
このような被害を防ぐためにも、VPNによる通信保護はとても有効なんです。

おすすめのVPNサービス

現在、日本においてVPNサービスはいくつもありますが、私が調べてみて安心だと感じたのがExpressVPNです。世界94か国以上にサーバーがあり、通信速度が速く、日本語サポートもあります。初めてでも設定が簡単で、アプリを開いてスイッチを入れるだけで通信を守ることができます。

設定が難しいと感じる方でも、ExpressVPNならアプリを開いてスイッチを入れるだけ。とっても簡単です。信頼性・速度・安全性のバランスがとても優れたVPNというのも、なんか安心ですよね。

通信を暗号化して安全に保つVPN。
なかでも ExpressVPN は世界的に評価の高いサービスです。
仮想通貨や個人情報を守るために、今のうちにセキュリティを強化しておきましょう。


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まとめ

・VPNは難しいものではなく、通信を守る「安心ツール」。
・仮想通貨を扱うなら、安全対策のひとつとして導入を検討してほしい。
・「知ることが守ること」につながる。

このように、VPNを使って詐欺やハッキングなどのリスクを減らすことができます。物理的な専用回線を敷設するよりも安価に、安全な通信環境を実現できるのが大きな利点です。
安全な取引は、まず「安全な通信」から。
これから仮想通貨を始める方にも、VPNは心強い味方です。

仮想通貨(暗号資産)について詳しく学びたい方に

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