前回の記事はこちら➡[⑲]仮想通貨詐欺、それでも信じたかった
私は、自分のInstagram投稿に「いいね❤」をして、メッセージリクエストを送ってきた海外の人と
親しくLINEでやり取りをするようになりました。
そして、それが詐欺の始まりとは気づかずに、彼のしている暗号通貨の短期取引というものを教えてもらうようになったのです。
後になって、「もしかしたら詐欺かもしれない」と感じ始めていました。
それでも私は、彼とのやり取りが楽しく、暗号通貨の勉強も面白くなっていました。
だからこそ、「これは詐欺ではない」と信じられる理由ばかりを探していたのだと思います。
姉に資金面での相談をしたのも、そんな迷いのある状態に決定打を出して欲しかったのかもしれません。
姉は「それは詐欺よ」と言いました。
それでも…それでもなお「やっぱり詐欺だったのか」と悲しく思う反面、何かの間違いだと受け入れ切れないものがいつまでもありました。
実際、本当に受け入れることができるまでには、かなりの時間を要しました。
詐欺と言ったことに揺れる心、なお資金要求してくる彼
私は、追加資金の用意ができるのかどうかを聞いてくる彼に
正直に、姉に「これは詐欺よ」と言われたことを伝えました。
私は詐欺だとは思っていないけれど、誰もが詐欺と思うほどのことをあなたは私にしてくれている、と。
そして、彼を詐欺と言われた話をしたこと自体が、彼を傷つけたのではないかと気がかりでした。

おはようございます、Lucasu。
夕べはあなたを傷つけたのではないかと、気がかりでよく眠れませんでした。

おはようございます、hatoko。
私たちの間には深い誤解があるようです。
資金はいつでも引き出すことができます。
これはあなたのお姉さんやお義兄さんが言ったような詐欺ではありません。
それでhaotko、まだ勉強を続けたいですか?

もちろん、続けます。
もし続けるつもりがないのであれば、YouTubeの動画を見て勉強などしません。
でも、今は勉強するための資金調達の方法が見つかりません。

hatokoの学習意欲がとても高いことはわかっています。
私もこのような生徒に出会えたことを嬉しく思っています。
あなたを全力でサポートします。
しかし、資金が無ければ、今後の学習は非常に難しくなりますね。

わかっています。
でも今は難しいです。
ああ、もう仕事に行かないと。

hatoko、まずは仕事に行って。
大変なのはわかっているけど、解決策を見つけなければなりません。
いつも通りの会話をしてくれた彼に、ほっとしながらも
これは詐欺なんだから、お金はすべて換金するようにしないと大変よ、という姉と、
勉強を続けたいならもっと多くの資金が必要だという彼の狭間で、私の心は揺れていました。
とにかく、彼の言うように暗号通貨の短期取引でちゃんと利益を出したことを示すことができたら、姉の誤解も解けるのではないかと、そんなことも考えていました。
心配する必要はない、そう言って私を心配する彼 詐欺ゆえに

こんばんは、Lucasu。
昨夜はよく眠れなったので、少し寝てから仮想通貨の勉強をしていました。
きょうはもう家の用事をしなくていいので。

こんばんは、hatoko。
夜更かしして勉強するのは止めなさいって言ったでしょ?
そんなことしてたら、身体にすごく悪いのだから。
きょう家で何かあったのですか?

いいえ、昼間もお昼ご飯を食べ損ねたので、少し疲れただけです。
それに、あなたにどう言ったらいいのかわからなくて。

なぜそうなるのですか?
私たちはお互いの生活の中であったことを共有することができます。

姉に話さなければよかったです。
姉にあなたのことを、信じてもらえる方法が見つかりません。

お姉さんたちが信じるかどうかは問題ではありません。
それは私には関係のないことです。
一番大切なのは、あなたが私のことを信じてくれているということです。
今振り返ると、この言葉は私と家族との間に線を引き、「あなたは私だけを信じればいい」と誘導していたのだとわかります。

私の生活環境が変われば、私の言ったことが本当だと気付くだろうから大丈夫だろうとは思ってるのですが、やっぱり心配です。
あなたが疑われているのも私は嫌です。
でも、今の私にはその解決策が見つかりません。

いいえ。 実は嘘はすべて破られます。
私たちは時間をかけてこのすべてを証明するしかない。
だからhatokoはそのために心配する必要はありません。
彼のこの言葉を読んだとき、私は安心しました。
でも今読み返すと、この言葉ほど皮肉なものはありません。
私の駆け引きのはじまり
姉からは私を心配して頻繁に連絡が来ていました。
先日、10万円は引き出すことができたことを伝えると
とにかくなんとかして、早く残りのお金を全額引き出さないと、
相手にどこかに送金でもされたら、取り戻せなくなるからと言われました。
詐欺だと思いたくない、それでもお金は無い。
お金はSaciteプラットフォームにある。
実際問題として、まずそのお金を手元に戻さなければなりません。
私の駆け引きがはじまりました。

姉は私にすぐに全て換金するようにと言いました。
換金できなくなっているかもしれないから、
それならば警察に行くようにとも言いました。

どうするつもりですか?

私の出したお金は110万円です。
残りの100万円を換金してそれぞれのローン会社に返済すれば元通りのはずです。それで姉は納得するかもしれません。
残った200万近いお金はあなたが作ってくれたものだから、それはそのまま残してそこからまた始めるしかないのかなと思っています。
だからあなたの言う金額にまた遠くなります。
それ以外に何か良い方法があると思いますか?

今hatokoは自分の元金を引き出して、残りの利益を利用してお金を儲けようとしていますか?
この時、私は彼にこんな言われ方をして、何か後ろめたいような感じがしました。
自分が出したお金は手元に戻して、彼が増やしてくれた利益分で勉強を続けるのは厚かましかっただろうかと…。
今思えば、本来自分のお金を取り戻そうとしていただけなのに、私のほうが申し訳ないことをしているような気持ちにさせられていたのです。
えっ…? 彼からの意外な提案

それ以外に何か方法はありますか?
私にはわからないけど、
勉強を続けるには残りの利益分だけでは足りないのでしょう?
更に資金を集めなければならないのでしょう?

hatokoはどれだけの資金を集めることができますか。
残りの分は私が何とかしてあげます。

今50万円の空き資金があります。
端午の節句の祝いで会社がパーティーを開くのに、
私もたくさん資金を投入しました。
だからあなたのために50万円なら用意できます。
残りの100万円はhatokoが自分で何とかする必要があります。
私は画面を見つめたまま固まりました。
自分がお金を出す?
思わず何度も読み返しました。
そこまでして、やっぱり私にお金を用意させたいのか…。
姉からは、もうこれ以上お金を出してはだめだと言われています。
もちろん、私もこれ以上用意することはできませんし、出すつもりもありませんでした。

あなたにそんなことまでしてもらうわけにはいきません。
それに私はこれ以上ローン会社からは借りることはできないと思います。
だから姉にお金を貸してもらうよう頼んだのです。

私にはこれは面倒ではありません。
2週間後にhaotkoは資金を引き出して私に返すことができます。
私の実力を信じているからです。

もちろんLucasuを信じています。
でも資金を集めるためにどうしたらいいのかはすぐには考えられません。
もしかしたらこの前のように何か方法が見つかるかもしれません。
もう少し待って下さい。

もちろんです。hatokoを信じています。

ありがとう。
きょうはもう遅いので寝ますね、おやすみなさい。

オーケー。 おやすみなさいhatoko。
明日、仕事で出会った面白いことを教えて下さいね。
これが詐欺であってほしくはないけれど、やっぱり詐欺なんだろうなあ。
私にお金が無いのがわかっていて、それでも私にお金を用意するように言うのだから…。
Lucasuを信じたいけれど、姉の言うことが本当で、もう詐欺だとわかっています。
姉と相談して、このままいつも通りLINEでのやり取りを続け、少しでもお金を取り戻す方法を考えようということになりました。
ここからの私は、彼を信じるふりを続けながら、少しでもお金を取り戻す方法を探し始めました。
私の駆け引きはまだまだ続きます。

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